ザキが黙ってない。

おにぎり握って世界一周してました。

【まとめ】大学生の僕が千葉の山奥で10日間のヴィパッサナー瞑想を体験してきた。

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どうも、ザキです!

ということで、なんとか10日間の瞑想を終えました。笑
これまでの人生でも経験したことがない体験をし、色々思ったことや感じたこともあったのでブログに書こうと思います!

※これから瞑想しようと思ってる方にとっては変に誤解を与えてしまう可能性もありますが、一個人の意見として読んでいただけたらと思います。

ヴィパッサナー瞑想とは?

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ヴィパッサナー瞑想とは、インドから古く伝わる瞑想法の1つで、25世紀以上前にゴーダマ・ブッダによって再発見されブッダが悟りを開いたと言われる修行法です。

この瞑想法は10日間のコース(オリエンテーションを含めると12日間)からなり、外部との接触やコミュニケーション全て断ち、自分の意識だけに集中し観察することで、自己の変革を目指すというものです。
※ヴィパッサナーとは、「物事をありのままに見る」という意味です。

さら詳しい内容はこちらから。

コースの規律

外部との接触やコミュニケーションを全て断つということですが、それ以外のコースの規律もすごかったです。笑

まず、主な道徳律(シーラ)と言われるのが次の5つです。

  • 生き物を殺さない。
  • 盗みを働かない。
  • 一切の性行為を行わない。
  • 嘘をつかない。
  • 酒・麻薬の類を摂らない。

この5つはコースに参加する全ての人が厳格に守らないといけないことです。

そして外部との接触やコミュニケーションを全て断つとは、

  • 携帯電話やPCなどの電子機器
  • 人との会話
  • 人と目を合わす
  • 読み書き禁止
  • ボディコンタクト

と、コミュニケーションと言われるありとあらゆることが全て禁止です!!!
これがめちゃくちゃ辛かった。
電子機器や筆記用具・ノート類は全てコース開始前に没収されますw

「ツイートしてたやん!」って言われましたが、これはもちろん予約投稿です。笑

何か思うことがあっても、メモすることができない。
知らない人が隣で寝てるし、しかも全く声を発さない。笑
今まで経験したことのない異様な状況でした。

他にも、

  • 体の接触(同性、異性問わず)
  • ヨーガおよびその他運動
  • 喫煙 

これで10日間ずっと瞑想。
今考えるとよくやったな、俺。 

なんで瞑想しようと思ったのか?

こんなにきつそうなのになぜ僕は瞑想をすることにしたのか。笑
理由は以下の6つです。

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今しかできないと思ったから

瞑想は10日間でオリエンテーションも合わせると12日間のコース。
このスケジュールを社会人になってから取るのってなかなか難しいし、実際に取れたとしても「瞑想しよう!」って考えに至るのは難しいと思った。笑
大学生という時間がめちゃくちゃあって社会人なる前の今しかできないと思ったからすることにしてみました。

旅中に瞑想してる人にたくさん出会ったから

世界一周中、たくさんの瞑想してる人に出会った。
その会った人がみんな「瞑想はいい!」って言ってたけど、その良さが自分には全く分からなかったので実際にやってみよう!となった。

有名な経営者やスポーツ選手がみんな瞑想してたから

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Facebookのマーク・ザッカーバーグやMicrosoftのビル・ゲイツ、稲盛和夫さんやイチロー選手など有名な経営者やスポーツ選手はもれなくみんな瞑想をしてた。
「瞑想したからすごくなったのか?」「瞑想で何かがあるのか?」
それが純粋に知りたかった。

強くなりたかったから

自分はめちゃくちゃ弱い。身体的というより、精神的に。
このメンタルの弱い自分を脱却したかった。
「10日間誰ともしゃべらずただただ瞑想するのって、今の自分にとって最強に困難な壁だな」と思い、やってみることに。

これをすれば進化できると思ったから

何か分からないけど、これを達成すれば進化するんじゃないか、何か見えてくるんじゃないとかと思った。

おもしろそうだったから

そして、全ての始まりは紛れもなくこれ。
「絶対おもろいやん!笑」
今までの人生の選択の基準は、面白いか面白くないか?
自分が心がワクワクするかワクワクしないか?
10日間の瞑想を知った時、僕は心がワクワクして面白そうだと思った。

しんどさや辛さよりもワクワクのほうが勝ちました。笑

コースに参加するには?

と、行く決心はついたはいいもののどうやってコースに参加できるのか?
めっちゃ難しいそうな気がしますが、めちゃくちゃ簡単です。

申し込み方法

申し込みは、こちらからできます。

  1. 希望のコース日程を決める。
  2. 瞑想法やコース規律などをしっかり読み同意する。
  3. 申し込み者情報を記入する。
  4. 後日、申し込み受付のメールが来る。(2週間前後)
  5. 再度参加の意思確認を行い、確認が取れたら正式に参加決定。

コースの受付開始は、それぞれのコース開始日の2ヶ月前からです。
僕はギリギリに申し込んでキャンセル待ちで運良く参加できましたが、他の参加者は受付開始と同時に申し込んだ方も何人かいました。

場所はどこ?

日本でヴィパッサナー瞑想ができる施設があるのは千葉と京都の2ヵ所です。
僕は関西に住んでいますが、日程の都合上千葉のコースに参加しました。

ダンマーディッチャ・センター(千葉)

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ダンマーディッチャは、日本ヴィパッサナー協会の2番目の瞑想センターで、「ダンマの太陽」を意味します。
東京から1時間半のJR外房線茂原駅(千葉県)から、バスで20分の場所にあります。
こちらの方が最近できたことあり、施設が綺麗だそうです。

ホットシャワー、床暖房(瞑想ホール)、ウォッシュレット、空調完備もされていて最高でした!
部屋もドミトリーですが、世界一周のときの部屋に比べたら何百倍も快適でした。
むしろ、今1人暮らししてるボロアパートよりも住み心地はよかったです。笑

住所:千葉県長生郡睦沢町上之郷785-3
電話:0475-40-3611
Fax :0475-40- 3611

ダンマバーヌ・センター(京都)

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京都のダンマバーヌは、日本ヴィパッサナー協会の最初の瞑想センターで、「ダンマの暁光」を意味します。
京都のほうが施設の規模が大きいらしく、長期コース(30日間)は京都でしか開催されないそうです。(2018年2月現在)

住所:〒622-0324 京都府船井郡京丹波町八田岩上奥2-1
電話:0771-86-0765
Fax :0771-86-0460

準備と持ち物 

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バッグは、世界一周で使ってたモンベルのバックパック(55L)を持って行きました。
今回のコースではバックパックは少数派で、7:3くらいの割合でキャリーケースの参加者が多かったです。

オリエンテーションも合わせて12日間あるので、荷物がたくさん入るものがベターだと思います。

持ち物

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 衣類

  • 上着×4(全てスエット)
  • ズボン×4(ジーパン×1、スエットパンツ×3)
  • 靴下×4
  • パンツ×4
  • ヒートテック×3
  • バスタオル×1
  • フェイスタオル×2

上着、ズボン、靴下、パンツはそれぞれ4枚ずつ持っていきましたが、正直3枚で十分でした。また、ジーパンは必要ないです。
瞑想がしやすくて、音があまり出ない服(シャカシャカのジャージなどは不可)がおすすめです。
天候にもよりますが、ヒートテックなども3枚で十分だと思います。

夏もTシャツ3枚、薄手のスエットパンツ(ハーフパンツや露出する服は不可)で事足ります。

日用品類

  • シャンプー
  • コンディショナー
  • 石鹸
  • ボディタオル
  • 髭剃り
  • 歯ブラシ
  • ジェル(整髪料)
  • ハンドクリーム
  • 化粧水
  • 乳液
  • 耳かき
  • 洗濯ネット

全く使わなかったのが、ジェルと洗濯ネットです。
「身だしなみ大事かな?」と思い、ジェル(ジーパンも一緒の考え)を持っていきましたが、瞑想にそんなもの必要ありませんでした。笑
必要最低限の身だしなみがあれば大丈夫です。

センターは手洗いなので、洗濯ネットは一度も使いませんでした。笑

「これ持っていけばよかった!」と思ったのが爪切りでした。
10日間って思った以上に爪が伸びます。
切りたいのに切れない。横で爪切り使ってる人がいるのに話しかけられない。。
爪切りであんなに葛藤したのは人生で初めてです。笑 

 

その他

  • サンダル
  • 懐中電灯
  • 折りたたみ傘
  • 目覚まし時計
  • 目薬
  • 健康保険証
  • 掛け布団用シーツ
  • 敷き布団用シーツ
  • 枕カバー

いちいち靴履くのが面倒なので、サンダルはかなり重宝しました。
目覚まし時計もクッソほど重宝しました。その理由は後ほどいいます。笑
健康保険証シーツ類・枕カバーはマストです!

費用は?

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このコースは寄付のみによって運営されています。
参加費用は食費・宿泊費を含めて、一切請求されません。
僕はスーパー貧乏大学生なので、気持ちだけお支払いしました。
これめっちゃ驚いたんですか、なんと!クレジットカード使えます!笑
現金持ち合わせてなかったのですごく助かりました。

瞑想の指導者も何ら報酬を受け取りません。また、合宿コースの運営メンバー(奉仕者)も全員ボランティアとして参加しています。

どんな人がコースに参加してるの?

参加人数

男女合わせて50人くらいでした。
男女の割合も1:1でした。
驚いたのが思った以上に海外の方の参加者が多かったこと。
男性は6人いました。

参加者層

僕と同じ大学生は男性が僕合わせて3人で女性は6人でした。
それ以外の方は、ほとんどが仕事を辞めて転職の合間だったり、有休消化中の方でした。
大学生の参加者が思ってたより少なくて寂しかったです。笑

リピーター率

リピーター(2回以上)は、女性の分からないですが男性の方は1/3以上がリピーターでした。
20回目や9回目などの猛者もいました。
リピーターの方は、最初から座り方や落ち着き方が違ってオーラがありました。笑

瞑想スケジュール

次にコースのスケジュールです。
スケジュールがこのコースの厳しさを物語っています。。笑

0日目

基本的に移動です。
17時までにセンターに着かないといけないので、東京を昼過ぎに出発して15時半前くらいに茂原駅に着きました。

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で、そっからバスに乗ってセンターに向かうんですが、千葉の場合は1本逃すと次のバスまで数時間っていうレベルなので乗り過ごしたら詰みます。笑
ちなみに、乗り過ごした参加者は歩きで来たそうです。

バスらへんから大きい荷物を持った人は、「あ、瞑想だな。」と察することができます。
そして、なぜかもうここから誰も話しません。笑

センターに着くと受付があり誓約書(規律を守ります!的な)を書いて、そこで電子機器やノート類を全て没収されます。

そして、ドミトリーに移動して少し休憩して18時ごろから食堂でご飯です。
初日だけ鮮明に覚えてるんですが、豆のスープカレー(味薄)みたいなでした。

そのあと、オリエンテーションが行われ、瞑想ホールで講和があって0日目終わりです。
「とうとう10日間が始めるんだな。。」と内心ビビってました。

そして、21:30就寝です。
21:30に寝るのとか小学校以来10年ぶりくらいだったので、寝られるかどうか不安でしたが意外とすっと寝られました。笑

1~9日目 

1-9日目のスケジュールは全て一緒です。
そして、このスケジュールが個人的に想像を遥かにしのぐキツさでした。笑
1日のタイムテーブルがこちら!

04:00:起床
04:30-06:30:瞑想
06:30-08:00:朝食と休憩
08:00-09:00:グループ瞑想(ホール) 
09:00-11:00:瞑想
11:00-13:00:昼食と休憩
13:00-14:30:瞑想
14:30-15:30:グループ瞑想(ホール)
15:30-17:00:瞑想
17:00-18:00:ティータイム
18:00-19:00:グループ瞑想(ホール)
19:00-21:00:講話と瞑想
21:00 -:就寝

鬼畜、カオス、クレイジー。。
このタイムテーブルを見たとき、余裕ぶって平静を装ってましたが内心びびりまくりでした。笑

まず、えぐいのが4時起き。
4時は少なくとも朝じゃないですからね?僕の中ではまだまだ夜です。
「絶対寝坊するわ。。」と思って、事前にAmazonでシチズンの目覚ました時計(星4.5)買いましたから。
でも、実際やってみると意外とすんなり起きれました。人間って不思議。

次がこれ。
1日の瞑想合計時間が約12時間
座禅組んで背筋伸ばして座るのが1日の半分。
やばすぎました。あれほど足の感覚がなくなり、痛みに悶絶し、冬なのにあんな汗をかいたのは人生で初めてです。
座禅PDCAをめっちゃ高速で回しましたからね!
足の位置、組み方、高さ、座り方、座布団の枚数を考えうるありとあらゆるパターンを考えまくって、6日目の夕方の瞑想でやっと1時間動かずに座れる座り方を見つけました。笑

1日の最後に講和があります。
そして、この講和で話してくれることが「それ、俺思ってました!」みたいなことをズバズバ言ってくれてすごい納得感があるためになるお話でした。

10日目

昼過ぎに聖なる沈黙が終了します。
終了して一番驚いたのが、みんながこんな笑顔で会話をするということ。
コース中はみんな仏頂面だったので、「この人たち喜怒哀楽あるんかな?」と思ってたんですけど全然違いました。笑

そして、会話がめちゃくちゃ楽しかったです。
「人と話すのってこんなに楽しいんだな」 と感動しました。 

瞑想のやり方

座禅を組み、背筋を伸ばして座り、鼻の呼吸に集中する。
瞑想の基本は、これだけです。これを、3日半朝から晩までやるだけです。
つまり、瞑想時間が12時間だとすると42時間くらいずっと鼻の呼吸だけに意識を集中します。
分かりやすく言うと、「無」になることを目指します。
意識を集中するという意味は、鼻の呼吸の流れやそこにあるかゆみ・痛みや汗などその部分に起きている現象をただただ客観的に観察するだけです。
これを42時間ですよ? 目も開けず、手も動かさず、足も動かさず。

そして、それが3日半終わると残りの6日半は体全体の部分一つ一つに意識を集中します。
例えば、足首ならば、足首で起きているしびれやかゆみ、痛みなどに対して嫌悪などを抱くことなく、起きている現象をただただ客観的に観察します。
これが本当に苦しくて難しい。
足とか45分も座禅すれば、今までに経験したことのない痛みが襲って来ますからね。 「逃げたい、足の体勢を変えたい。。」って何万回思ったことか、冬で寒いはずなのにどれほどの汗が体中から出てきたことか。
しかも、これを6日半、時間にすると78時間。

これは嫌でも悟りが開けますわ。笑

食事

食事は菜食料理です。
そして、味がめっちゃ薄いです。
生まれて初めて「味噌」がうまいと感じました。笑
一番おしかった料理はちらし寿司でした。
酢飯がこんなにおいしく感じることは後にも先にもないと思います。

瞑想で得られたもの&学んだこと

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10日間の瞑想をして得られたものや学んだことはめちゃくちゃあったんですが、5つに厳選したいと思います。

悟りは開けなかった

軽い気持ちで「悟り開こう!」軽い気持ちで「悟り開こう!」とか言ってましたが、やっぱり悟り開くのってクッソ難しいです。
10日間を経験してもおそらく千里のうちの一歩目くらいだと思います。

でも、実際に瞑想をしてみて先生の講和とかは聞いていく中でやり続ければ開けるかもしれないと感じました。
もちろん、そのためには大変な修行が必要ですし、自分自分をどこまでも見つめ続けないといけません。
悟りを開けるのってなんかすごい人じゃないと開くことってできないんじゃないかと思ってたけど、「もしかしたら自分でもできるかも」と思えました。笑
「何言ってんだこいつ。」となるかもしれませんが、実際にしてみると言ってることがわかると思います!

自分と向き合える

12日間人を話すことも目を合わすことも読み書きも禁止。
電子機器も没収されてるので娯楽なんて一つもありません。
つまり、やることが何にもないです。笑 頭の中で考えることしかやることができません。
だから、半ば強制自分と向き合うことができます。

たくさんのことを考えることができました。
たくさんのことを再確認して気づくことができました。
こんなに自分と向き合えるのは本当に貴重な時間だったと思います。 大学を卒業するタイミングで参加してよかったです。

人生で初めてをたくさん経験できた

このコースに参加して人生で初めてのことをたくさん経験することができました。
12日間誰とも話さず、ひたすら瞑想をやり続けるなんて普通の日本人に生まれたら絶対に経験できないことだと思います。
他にも、初めて12日間菜食だけで生きることができたとか、毎日4時起きできたこととか。 全ての経験が今終わってみれば、すごい財産だと思います。
絶対にじいちゃんになって孫に自慢できるレベルだと思うし、すごい自身になるし支えとなると思います。

「今」を生きることの大切さ

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瞑想中、いわば「無」になることを求められるわけですが、なかなかできません。
いろんなことを考えてしまいます。過去への後悔や未来への不安・渇望などがずっと頭に心に浮かんできます。
でも、過去や未来のことを考えても一切意味がないんですよね。
過去は終わったことでどうにもできないし、どうなるか分からない未来に向けて思考を巡らしても何にも意味がないです。
そんなことよりも、この「今」を一生懸命に生きることが大事であることを先生が講和で何回も言ってました。

「今」を懸命に生きることこそが、ひいては明るい未来へとつながり、更には過去に起きたことの意味も変えられる。
これを聞いて、「あ、本当にそうだな。」と思いました。 頭では分かってたつもりだったけど、実際にこうやって身をもって体験することで「今」を生きることの大切さを知ることができました。

結局、やるのは自分。行動し実践あるのみ。

悟りを開くためには、自らが行動して実践すること以外に近道はない。
ただ祈ったり、神に願ったりしても所詮は人頼み。
実際に自分がこんなしんどいこともたくさん経験していかなければ悟りは開けません。 別にあの宗教・宗派が悪いとかって話ではなく、何事においても自分が行動しないと悟りへの一歩も歩めません。

結局、やるのは自分。
悟りを開くに限らず、全ての物事を達成するためにはひたすら自分が行動し実践しないといけない。
これを瞑想してて耳にタコができるほど痛感しました。
これからの人生を良くしていくのも悪くするのも自分次第。
一度きりの人生、自分に正直に生きていこう。

人はみんないい人

10日目に聖なる沈黙が終わり、人と会話することが許されるのですが、びっくりするほど周りの人がいい人すぎました。笑
それまでずっと無言で誰も目を合わさない。
喜怒哀楽はないから、基本的にみんな仏頂面。
「絶対この人たちって笑わないよな。」「人の心持ってなさそうだな。」と思ってましたが、全然違いました。 みんな、めちゃくちゃいい人です!!!笑
人は見かけによらない。 とはよく言われたもんですが、身をもってこの言葉の意味が分かりました。
人を見かけで判断しない、個人の断片的な経験で人を決めつけてはいけないなと体に刻むことができました。

忍耐力がついた

なんといってもこれ。
めちゃくちゃ忍耐力がつきました。笑
ダントツで人生で苦しかったことランキング第1位です。 いや、もう殿堂入りですよ。

「こんな苦しいことってもうないんじゃないか?」ってくらい本当に自分にとっては厳しいものでした。
でも、コースを終えることができてすごく自信になりました。
ちょっとは前の自分より強くなったり、進化できたかなと思います。

デメリット

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ほとんどデメリットはないですが、強いてあげるならばこの4つ。

筋トレができない

コース期間中は、運動が禁止されているのでもちろん筋トレもできません。
これが僕にとっては一番の苦痛で不安でした。笑
10日間も筋トレしないなんて筋トレから初めての出来事です。
毎日筋トレがしたくてしたくてたまりませんでした。

タンパク質が取れない

食事は菜食料理なのでタンパク質は基本的に取れません。
毎日取れるのは牛乳のみ。
あとは、ときどき納豆や豆腐が出るくらい。
トレーニーの人にとっては違う意味で試練かもしれません笑

メモが取れない

毎日メモしたくてたまらなかった。
文字に起こしたくてたまらなかったです。笑
文字書けないのがこんなにも苦痛だとは知りませんでした。

人と話せない

寂しいです。笑
人がいるのに話せないもどかしさ。
なんか、世界一周の最初らへんみたいでちょっと泣きそうでした。
「いつが一番しんどかった?」と聞かれたら「1日目!」と即答しますね。

まとめ

総じて思うことは、このコースに参加してよかったです!
結果的には「悟りを開く」には全然でしたが、それ以外の面でたくさん得るもの・感じるものがありました。
でも、これはこのブログを読んだだけじゃ理解することはできません。
実際にコースに参加し、10日間瞑想することで理解することです。

しかも、それは人によって感じかたは全く違います。
おそらく、コースに参加した他の人が読んだら「全然違うやん」って思うでしょう。
でもそれでいいと思います。
大切なのは、実際に自分で行動して実践することです。

もしこれを読んで瞑想に行きたくなった!と思ってくれる人が1人でもいれば幸いです。笑

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

それじゃあ!