ザキが黙ってない。

おにぎり握って世界一周してました。

【講演会】『嫌われる勇気』の著者・岸見一郎さんの話を聞きました!

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どーも、ザキです!

今日、『嫌われる勇気』の著者として有名な哲学者・岸見一郎先生の講演会が大学であったので聞いてきました。
実際に読んだ本の著者に会えるってのは、変な感じでした。笑

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開始30分前に来たけど、もう人が。。

講演者紹介

岸見一郎
1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。現在、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師。
専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている。
代表的な著書に、『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』。

講演会メモ

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本物の岸見先生。
物腰が柔らかい先生でした。

テーマ:「嫌われる勇気」そして「幸せになる勇気」〜相手の期待に応えない勇気を持つ〜
講演時間は90分。ホール(200名収容)はほぼ満員。

 
以下、メモ。
 
人間は、努力してるかぎり悩むもの。
考えるときの方向性がはっきりしてないとただただ悩む。
多くの問題は、答えがでないこと。
 
人間は不幸であるほうが周りから注目されやすい。
例)病気になると看病してくれる。
└回復すると、注目されなくなる。
不幸であれば構ってくれる。
 
・韓国での講演会
→人からどう思われるかを気にしない。
自分が一番気にしていた。
 
①人から嫌われることをおそれるな。
 
なぜ?理由は、
・他の人の人生を生きることになる。
・本当に言わないとしないといけないことをできなくなる。
 
(人から思われる)評価と自分の価値や本質は別物である。
 
②ありのままの自分を受け入れる。
 
例)小さいころ、京大にいけと言われる。通知表で算数が3で期待に答えられないと落ち込む。
→存在価値がないんじゃないかと思われる。
 
共同体
居場所があることと共同体の中心にいるべきは一緒ではない。
共同体の一員でいい。
 
自分に価値があるときだけ一員と思える。
 
勇気
・仕事(勉強)に取り組む勇気
・対人関係の中に入っていく勇気
→あらゆる悩みは対人関係の悩みである
 
例)秀才は、間違えたことない。古代ギリシャ語の授業の話
できない生徒と思われるのが嫌。
 
希望は人から与えらえる。
 
叱ることの問題
・自分に価値がないと思ってしまう。
・対人関係の距離が遠くなる。
・独創性を持てなくなる。
 
なぜ理不尽に大人は叱るのか?
→劣等感を持ってる
部下を仕事とは関係ないとこで価値を落とし、相対的に自分の価値を上げる。
 
価値逓減傾向
 
・褒めること
マウンティングは必要ない。学歴とかを気にする。特に男性。
 
褒めるとは、上の人が下の人にくだす評価。縦関係。
 
アドラー
└人間の関係は対等である。
 
自分に価値があると思えるようになるトレーニング
・短所だと思っていたとこを長所に思うようにする。
例)集中力がない→散漫力がある
  飽きっぽい→決断力がある
 
・貢献感を出す
誰かの役に立てたと思えたときに価値があると思える。
 例)こども話。1時間カウンセラー。
『ありがとう。』という。
→静かに待ってたから親に貢献できたと思える。
あらゆる場面で「ありがとう」と言おう。
 
親は問題行動しか見ていない。
→適切な行動を見る必要がある。
同じ行為の悪い行動ではなく適切な行動に注目する。
例)9時に起きる。授業開始が9時で遅刻でも、「9時」に注目するんではなく、「起きた」ことに注目する。
 
根本的な視点に帰る。
 
存在・生きてることに注目する。
例)今日一緒に過ごせてありがとう。
 
今の世の中は、「生産性」にしか価値を置いてない。
 
自分に生きてることが価値があることを思えれば、周りに対しても思えるようになる。
 人の「行為」ではなく「存在」に注目する。
 
人から承認欲求をかけられなくても、貢献感があれば承認欲求が消える。
例)皿洗いの話
 
③今、ここに生きる。
・過去を捨てる
これまでのことを忘れるしかない。
 
・未来を手放す
まだ来てない明日を考えると不安になる。
未来は見えない。
 
・自分が幸せになる勇気を持つ。
幸せはまず自分がなるもの、幸福は伝染していく。

 

 最後に

以上がメモです。
自分用に書いただけなので、かなり乱雑。笑
誰が見ても分かるようなメモを書きたいと思いました。

講演会を聞いて、色々と再認識したことがあったので、『嫌われる勇気』をもう一度読み返したいと思います。

まだ、読んだことない方はこちらからどうぞ。 


『幸せになる勇気』は、まだ読んだことないから買って読みます!


それじゃあ、また!