ザキが黙ってない。

おにぎり握って世界一周してました。

【No.9】SHOWROOM前田さんの『人生の勝算』がアツい。

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どーも、ザキです!

最近話題になってる『人生の勝算』って本を流行りに乗って買って読みました! 

 

著者紹介

前田裕二 (@UGMD)
1987年東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。
SHOWROOM株式会社 代表取締役社長

www.showroom-live.com

読書メモ

 

この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらいたかったからです。
人生のというドラマの中でしばしば、自らではコントロール不能な何らかの外部要因が、一見打ち手なさそうな試練を与えます。そこで、決して、運命に屈してほしくない。突如立ちはだかる壁やハンディキャップは、後天的な努力によって必ず乗り越えられる。世間との競争にとらわれずに、他でもない、自分の運命と真剣勝負で向き合ってほしい。人ではなく、運命に負けないでほしい。

 

この本を通じて、伝えたいことは、大きく三つです。絆の大切さ、努力の大切さ、そして、人生という壮大な航海において「コンパス」を持つことの大切さ、です。読み進めるにあたって、何度もこの三つの命題に触れていただくことになります。

 

 コミュニティが深まる要素
①余白があること
②クローズドの空間で常連客ができること
③仮想敵を作ること
④秘密やコンテクスト、共通言語を共有すること
⑤共通目的やベクトルを持つこと

 

コミュニティ運営とは、一つの村を作るようなものです。もし村長やリーダーに頼りがいがなかったり、町に何か課題があったとしても(余白の存在)、ずっと同じ村に住み続ける同士として結束して助け合い(常連の客の存在)、同じルールを共有して(共通言語の存在)、同じ敵と戦います(仮想敵・共通目的の存在)。村という小さなサイズだからこそ、結束が求められるのであって、大都市ではこうはいきません。今、いきなり国家や大都市を目指すのではなく、まず、永続する「村」を作るという発想が、あらゆるサービス、あらゆるコンテンツを世に出していく上で重要になると思ってます。

 

生まれた境遇や人種などの、自分ではどうにもならないハードルを、熱量や努力次第で超えられる仕組みを作りたい。後天的な自分の力で、どこまでも高みに行けるサービスを作りたい。そうやって、SHOWROOMは誕生しました。

 

彼(UBS宇田川さん)は、自分という1を10に、そして100に、どんどん引き上げていくために二つのことを意識したそうです。
一つは、誰からも好かれてサポートしてもらえる環境を作ること。当然そのためには、自分から好きになることが必要だと思っていたそうです。
二つ目に、自分のこと以上に時間を使って、周りを強く育てることで、チームとして最強になること。

 

どれだけ優秀な人でも個人プレーでは、地球全体は動かせません。
スポーツであれば個人プレーでも良いかもしれない。でも、僕らは、ビジネスという団体競技をやっている。より大きなスケールでビジネスを成功させ、高いステージに到達するには、組織を強くする必要がある。だから、とにかく、人には好かれなさいと、繰り返し繰り返し、宇田川さんは教えてくれました。

 

当たり前のことを、圧倒的なエネルギーを注いで誰よりもやり切る。
それがビジネスで成功するために必要なことだと、宇田川さんの背中から教わりました。

 

僕は、入社以来、早朝出社を続けました。
僕が会社に着くのは朝の4時半〜5時半でした。
当然電車は走っていないので、大手町にあるオフィスまで、自転車通勤でした。
(途中省略)
毎朝自転車を漕いで会社に向かう日々でした。
新卒1年目の睡眠時間は2~3時間だったと思います。起きている時間はすべて仕事に費やしている状態でした。とにかく持っているエネルギーを全部、仕事に注ごうを決めました。
前の夜、どんなに遅くまで働いていても朝5時にはデスクにいる。それも手伝ってか、仕事の成績が出る前から、先輩方から面白がってもらえていたと思います。変わった奴だ、と。

出勤が朝4時半〜5時半。
えぐすぎる。笑
でも、これくらい努力しないといけないんやな。
これは会社に入ってからしよう。

 

「前田よ、仕事を舐めるな。お前は株を勉強して、お客さんに投資判断のアドバイスをすることが仕事だと思っているだろう。まったく違う。仕事は、ゲームだ。ゲームで勝つにはルールがある。そのルールをお前は、ちゃんとわかっていない。だから成果が出ないんだ」

仕事はゲーム。
これ誰かも言ってた気がする。

「プライドはコミュニケーションの邪魔になる。まず、お客さんとコミュニケーションの接点を増やせ。そうしないと、俺たちの仕事は始まらない。あいつバカだねと思ってくれたら、成功だ。バカを演じきった次の日に、お客さんに電話してみろ。俺の言っていることがわかるはずだ」

 

幸福の価値観は人それぞれですから、どちらが上も下もありません。最も不幸なことは、価値観という自分の船の指針、コンパスを持っていないということ。そして、持たぬが故に、隣の芝が青く見えてしますことです。

 

人生の質を高めるのは、選択と集中です。

どんなに幸せで満たされた時間を過ごしていても、僕たちはみんな、死に向かって生きているのです。そう強く意識しているので、1日の密度をできるだけ濃くしたい。1分も無駄にしたくない。天に召されるその一瞬前まで、やりたいことをフルパワーでやり尽くし、他人の幸せを増やし続けたい。僕と関わってくれた人みんなを、全力で幸せにしたい。

身近な人の死を経験して、「人はいつか死ぬ。」ってことが個人的に強烈に意識するようになった。

 

生まれ育った環境に恵まれた人が勝つのではなく、努力した人が報われて、後天的に勝っていける世界が見たい。

 

逆境は、必ずバネになる。
努力と情熱次第で、人はどんな高みにだって行ける。

 最後に

『人生の勝算』めっちゃおもろかったです。
成り上がってるやるぞっていう思いがひしひし伝わってきました。

僕自身、大学受験失敗の悔しさをバネに、賢い大学に行った周りを見返すために大学生活を過ごしてきた自負があるのでとても共感が持てる内容でした。笑

そんな人にはおすすめです!