ザキが黙ってない。

おにぎり握って世界一周してました。

【No.1】「採用基準」から見る採用の本質とは。

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お久しぶりです、ザキです。

世界一周を達成してから半年以上が経ちました。
いやー、サボった。
めちゃくちゃブログサボってました。

気がついたら今年も半分が終わった、早すぎる。
この半年は無駄が多すぎた。

もっと1日1日を大事に生きて行こう。

ということで、毎日をよりよいものにするために読書ブログを書いていくことにします!

記念すべき第1回は、「採用基準

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元マッキンゼーの採用マネジャーを12年間務めた伊賀恭代さんの著。

PROFILE | MY CHOICE 

 ↑伊賀さんが運営してるサイト。

地頭より論理的思考力より大切なもの 

本の表紙で書かれていたのがこれ。
コンサル=地頭すごい、クソロジカル、東大京大出身
っていうのが僕の中のイメージだった。笑

 

 

誤解される採用基準

誤解その1:ケース面接に関する誤解

誤解その2:”地頭信仰”が招く誤解

誤解その3:分析が得意な人を求めているという誤解

誤解その4:優等生を求めている誤解

誤解その5:優秀な日本人を求めているという誤解

 著者によると、上記の5つがマッキンゼー時代に特に誤解のあった問題だと。
5つとも全てコンサルってこんな感じなんだろうなと思ってた。

 

気になったポイント

本を読んでて、気になったポイントを抜粋していきたいと思う。

採用面接において重要なことは、思考スキルの高い人と低い人を見分けることではなく、「ものすごく考えてきた人と、あまり考えてきてない人」を見分けることです。

これは、この前まで就活をしていた僕にとっては納得感があった。
「面接でどこ見てるんですか?」と何人かの面接官に聞いたことがあるけど、全員が「どういう考え方をしているか」って言ってた。 

自分の言動を変えるのは自分1人でできるけれど、自分以外の人の言動は、リーダーシップなくしては変えられないのです。

問題解決には、リーダーシップが不可欠。

人はリーダー体験を積むことによって、「高い成果を出せるチームのメンバー」になれるのです。

マッキンゼーの採用で求めているのは、
①リーダーシップがあること
②地頭がいいこと
③英語ができること

の3つ。
その中でも特にリーダーシップは全員に高いレベルを求めている。
将来のリーダーとなる人を採用しているらしい。

リーダーとは和を尊ぶ人ではなく、成果を出してくれる人だ

まさにそうだと思う。
スポーツでも仕事でも成果を出してこそリーダー。

強いチームとは、多様な価値観をもつ人が集まったチームです。そして多様な個性の人が集まったチームでは、リーダーには常に「言葉で伝える」ことが求めらめるというわけです。

この部分を読んで真っ先に浮かんだのが、漫画「スラムダンク」の湘北高校。
桜木花道をはじめとした個性的なメンバー。
そして、そのメンバーを束ねて「全国優勝」を常に言い続けたキャプテンゴリ。
ゴリは、まさに理想のリーダー。

リーダーのポジションにある人は、何度も繰り返して粘り強く同じことを語り続ける必要があります。
(途中省略)
特に厳しい環境下では、組織内にさまざまな不満や怪しい言説が広がります。悪意をもった言説と組織内の不協和音を取り除き人心をひとつにして前に進めるために、リーダーの言葉以上に強力な武器は存在しません。

ブレずにやり続ける。
これ以上難しいことはない。

リーダーがなすべきことは①目標を掲げる、②先頭を走る、③決める、④伝えるの四つに収束します。シンプルに見えてとても重要なことばかりです。

目標を掲げて、先頭に立って進み、行く道の要所要所で決断を下し、常にメンバーに語り続ける、これがリーダーに求められている四つのタスク。
まさにスラムダンクのゴリや。

リーダーシップは学べるスキル 

スポーツや勉強をするときと同じように、実際に体験して、失敗したり成功したりしながら学んでいくもの。

「リーダーシップを発揮することは、自動車のハンドルを握ることと同じである。リーダーシップを身につければ、自身が人生のコントロールを握ることができる」

 めっちゃわかりやすい例え。

最も重要なことは、個々人が与えられた枠の中で生きるのではなく、自分自身の力で人生を設計できるようになることです。

これ誰かにも言われた気がする。

「リーダーシップ」は、これからの世界を生き抜く人たちのパスポートです。組織とは、所属し、守ってもらうものではなく、率いるものになるのです。

パスポート取得して、組織を率いていこう。

 

まとめ

僕自身が就活生ということもあり、「採用」という点に個人的に興味があった。
どういう人物が採用されるのか、そして活躍していくかのを。
それは、マッキンゼーが求めている人材も日本社会が求める人材もまったく同じ。
これから就活する人はもちろん、人事系のお仕事の人にはおすすめの1冊だと思う。