ザキが黙ってない。

おにぎり握って世界一周してました。

【No.18】メモの魔力

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どうも、ザキです。

2019年2冊目の本は、『メモの魔力』(前田裕二著)です。
まじで良かったです。めっちゃ言葉浅いけど、読んでて「今自分が一番必要なやつやん!」ってなりました。

メモを取ること=自分たちの可能性を広げ、人生をよりよいものにしていくため

これを分かりやすく説明してくれていて、かつ具体的な行動まで落とし込まれているのですごく読みやすいし、「言語化が苦手」という自分の課題に対して「メモを取る」という当たり前を習慣化することの大事さを学んだ。

石原さとみが惚れるのも納得。  

この本を読む目的

  1. 言語化の向上
  2. メモの有効活用と習慣化
  3. 自分を変えたいため

この本の要点まとめ

メモの目的:
僕たちの可能性を広げ、人生をより良いものにしていくため

メモの種類:
①記録のためのメモ
②知的生産のためのメモ
└特に②のためにメモを取る

メモによって鍛えられる5つのスキル:
①アイデアを生み出せるになる(知的生産性の向上)
②情報を素通りしなくなる(情報獲得の伝導率向上)
③相手の「より深い話」を聞き出せる(傾聴能力の向上)
④話の骨組みがわかるようになる(構造化能力の向上)
⑤曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる(言語化能力の向上)

「ファクト→抽象化(学びや気付き)→転用(具体的なアクション)」
 →このフォーマットでメモをとる。これが全て。

メモ

ビジネスに限らず、僕から生まれるほぼすべてのアイデアは、ふだん無意識み通り過ぎてしまいそうなことに目を向けて、逃げずにそれらを「言語化」することで生まれています。その知的生産の過程を、「メモ」と呼んでいるのです。そして、この、人間にしかできない知的生産活動こそが、仕事の真髄であると思います。

 

それ以上に本質的で重要なことは、もっと根底にある姿勢の部分です。
何らかの目的を持って、日々、あらゆる情報に対して、毛穴むき出し状態でいられるかどうか。身の回りのあらゆる情報にアンテナを張り、そこから何らかの知的生産を行う意識を持てているかどうか。

この、弛まぬ知的好奇心と、知的創造に対する貪欲なスタンスこそが、メモ魔として最も大切にすべき基本姿勢であり、この本に出会ってくださった皆さんにフォーマット以上に身につけてほしい素養です。

 

メモをする上で、この、「転用」という段階にまでたどり着くことは、強調してもし足りないほどです。単にメモを書くに留まらず気づきを抽象化することは必須ですが、抽象化で止まってしまうと、時に単なる「評論家」になってしまいます。自分が世界を抽象した気づきから、きちんとアクションに「転用」することを通じて、自分の日々が、人生が、変わっていきます。

 

僕のメモ術のエッセンスは、シンプルに3点です。

①インプットした「ファクト」をもとに、
②気づきを応用可能な粒度に「抽象化」し、
③自らのアクションに「転用」する

この三つに尽きます。

 

例えば、僕は人より本を速く読むことができます。それは、「本の具体ではなく、抽象を読んでいるから」です。個別具体のエピソードではなくて、「抽象レベルでは何を言っているか」という観点で読む。構造を読む、ということです。木にたとえるなら、枝葉や葉脈はさっと飛ばし、幹の部分を読むのです。だから、速く読めます。 

 

抽象化とは、端的に言うと、「具体的な事象の本質を考える」ことです。

 

「思考を深める=抽象化」すると、再現性、凡用性が生まれるのです。 

 

これらメモや抽象化の技法を学んだところで、結局、「自分が何をやりたいか」ということが明確でなければ、さして意味がありません。まるで、特に倒したい的もないのに剣を持って佇んでいる戦士のようなものです。

→まず「自分を知る」ことがなによりも重要。

突然ですが「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」、考えてみたことがありますか?願いがお星様に届くからでしょうか。おそらく、違います。
僕が思うには、「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持っているから」です。そして、その強烈な夢への想いの結果、片時も忘れず、ずっと願っているからです。想いは強ければ強いほど、行動への反映率が上がります。そして、行動こそが、夢が手に届く場所に僕らを連れて行ってくれます。

 

モチベーションの2類型

「トップダウン型」:自分の最も大切な人生の軸が定まっている人
「ボトムアップ型」:「自分がワクワクする度合い」で重要度を決める人

要は、目標、ゴールをきちっと決めて、そこから逆算して日々の行動を決めていくのが「トップダウン型」、目の前の面白そうなことに飛びつくことで日々の行動が決まっていくのが「ボトムアップ型」です。
トップダウン型なら…コンパス(価値観の軸)との関連度が重要度を決める。
ボトムアップ型なら…ワクワクするかどうか、が重要度を決める。
(途中省略)
熱中しているものや、楽しいと思うことを反射的にやってしまう。堀江貴文さんの『多動力』よろしく、「楽しい順にやる」という生き方です。以前は、楽しいかどうかは特に関係なく、目標達成にどのくらい貢献度が高いかで優先順位を決めていましたが、だんだんと優先順位のものさしが変わってきたのです。  
なぜ僕がボトムアップ型に寄ってきているか。それは、社会の変化を受けて、ボトムアップ型のほうが結果として多くの共感を集め、仲間を増やし、夢をかなえやすくなりつつあるからです。お金よりも心や共感といった人間の内面、内在的価値に重要性が置かれる価値経済が一つのあり方として台頭しつつある今、ドライに逆算でゴールを達成するだけでは人間味がなく、共感者を集めにくくなっている。僕は、一人では戦えないことを痛いほどわかっているので、仲間を集める意味で、そのとき自分のコンパスが指し示す方向に向かって、ワクワクし、熱中するようにしています。

 

ゴール設計時に有効な「SMART」というものさし

「S」は「Specific」:「具体的である」ということ。
「M」は「Measurable」:「測定可能である」ということ。
「A」は「Achievable」:「達成可能である」ということ。
「R」は「Related」」「関連性がある」ということ。
「T」は「Time」:「時間の制約がある」ということ。

 

勝負は、書くか書かないか。もはやこれは、テクニックの問題ではなく、
自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという、「生き方」の問題なのです。

 

人生とは、イベントの積み重ねです。  
スケジュールを、スケジュール帳以上に細かく見ていくと、例えば、「朝起きる→顔を洗う→歯を磨く→ 10 分間テレビを見る→軽くストレッチする→着替える……」など、非常に細かいイベントの連続によって成り立っています。これらのイベントを積み重ねるときには必ず何らかの尺度によって、意思決定が成されているはずですが、その尺度が、自分の人生の軸に関連・依拠していなくてはなりません。例えば 10 分の時間を与えられたときに、TwitterやInstagramなどのSNSを見るのか。友達に電話をかけるのか。本を読むのか。PCを開くのか。ぼーっとするのか。この意思決定の向きは、本来、自身の価値観の軸、つまり人生のコンパスによって指し示されるべきだと思っています。人生は「時間をどう使ったか」の結果でしかありません。ならば「時間をどう使うのか」というところで、自分の人生の勝算につながる選択をすべきです。すべては、これからのあなたの選択にかかっているし、その選択の前提となる人生の軸を自己分析によって得ていることは、大変な強みになります。 

 

それは、「熱」です。  
ふつふつと煮え滾って今にも爆発してしまいそうな、マグマのような熱です。これを根源に持っていれば、ただノウハウを知るだけではなくて、自ら生み出していくことができるようになります。ノウハウ本を読んだだけでは終わらず、抽象化したり、自分ごとにして、再生産できるようになります。
その源にあるのは、やはり圧倒的な熱量です。「絶対この試験に受かりたい」「満点をとりたい」「この仕事につきたい」「この企画を、事業を立ち上げたい」といった、誰にも止められないような、内から湧き出てくる強い願望です。その意味で、やはり大切なのは、表層的なテクニックではなく、「なぜやるのか」「何のためにやるのか」という根っこの部分だと思っています 

 

自分は根底で何を願っているか、この自己理解が進むと、日々をただ漫然と過ごすのではなく、目の前の取るに足らない何かをアイデアに変えたり、夢の実現に前のめりに生きることができます。受け身で生きるのではなく、楽しみながら、自分からとりに行く。そういうスタンスを持つと人生は一気に楽しくなります。 

 

これからすること

①1日1ページメモを取る。
②年内に自己分析1000問を書く。