【No.8】『旅の報酬 旅が人生の質を高める33の確かな理由』を読んで世界一周を考えてみた。
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どーも、ザキです!
去年、世界一周をしていてずっと考えてたことがありました。
「世界一周したら人生って変わるのかな?」
世界一周に行く前の僕は、「世界一周をすれば、きっと人生がガラッと変わって素敵なものになるんだ。」と思ってました。
でも、旅が始まり、色んな人に出会い、様々な国を周っても「人生が変わった。」とかの類がいまいちピンとこないまま日本に帰国した僕。
そして、帰国すると聞かれる質問ランキング堂々の第一位であるこちらの質問。
「世界一周して人生変わった?」
めっちゃ聞かれました。笑
で、答えようと思い考えてみても「これだ!」と思えるものには出会えず、
「いい旅だったよー。」「あんまり変わらなかった。」としえ言えない始末。笑
何か思いとかはあるんだけど、それを言語化できずにいました。
「旅って何なんだろう?」
と堂々巡りをしてたときに友人に借りたのがこちらの本。
『旅の報酬 旅が人生の質を高める33の確かな理由』
これを読んで全ては明らかになることはないけど、「旅」を振り返り考えるとてもいいきっかけになりました。
著者紹介
成瀬勇輝 (@YukiNaruse)
東京都出身。早稲田大学卒業。世界一周経験者。
TABI LABOの共同創業者。
現在、TABI LABOを辞めてトラベルオーディオガイド「ON THE TRIP」 で起業。
読書メモ
「成功者に共通していることは、いじめられたことのある人と、一人旅に出たことがある人。そして、革命家の共通点は、牢獄に入ったことがある人と、旅をしたことがある人.....」。
さまざまな文化や背景を持つ人たちにたくさん触れることで、自分にとって何が大切なのか気づけるようになる。
常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことを言う。
ーアルベルト・アインシュタイン(科学者)
すべてを"差"ではなく"違い"として認められるようになる
これは自分にめっちゃ足りない視点。違いを認めらる人間に。
アイデアの幅と移動距離は比例する。
ビジネスのスキルを上げてくれるのは高級腕時計ではなく、人間の幅を広げてくれるのは高級車ではない。人との出会いや旅をとおして得た知見、つまり自分が経験したことでした自分は成長できない。そういった"原体験"を旅は提供してくれる。
ここで書いてあった、ビールの例えがめっちゃ納得感があった。
だれにも邪魔されない、逃げ場をつくれる
自分でいうと完全にメキシコのカンクン。自分だけの"セーフティースポット"
何か一つアウトプットできる場を持ちながらまわることで、旅の密度は格段に濃く、経験はより深くなる。
世界一周の日々をこのブログに書いたことによって一生忘れられない旅になったことはたしか。
目的に固執するのではなく、たどり着くまでの過程を楽しむこと。正しい選択をしようと躍起になるのではなく、自分が選んだ道のりをどれだけ楽しめるかが大事。過程を楽しむことは、人生を丁寧に生きる大切なコツだ。
過程を楽しめる人になりたいと思ってるけど、「無駄なことしてるんじゃないか。」といつも思ってしまう。これは常に意識していきたい。
自分のコントロール範囲外のことには、暗に期待しない。
そういった人こそ、どんなハプニングも楽しむことができる=人生を楽しめる者なのだ。
インドとかアフリカは意味分からんくらい電車とかバスが遅れてたな。笑
健康には自由がある。
健康はすべての自由で第一のものである。
ーアンリ・フレデリック・アミエル(哲学者)
まじで健康第一。
小さいころは、だれでも常識と思われていることに対して疑問を持っていたはずだ。子どもたちが、「なぜ?」、「なぜ?」と繰り返しながら、世界の謎を解き明かしたように。
その過程で、自分だけの答えを見つけていったように。
この"疑問を持つ大切さ"を旅は思い出させてくれる。世間のタテマエや、流れを読まないといけない空気から脱却することで、自分のこころの声を思い出させてくれるのだ。
"断る勇気"を。
あなたがすべての意思決定者たれ
圧倒的な量のトラブル体験から「根拠のない自信」を得られる
小さな成功体験の積み重ねで、根拠のない自信は得られるのはめっちゃ納得できる。
今、僕にあるのは根拠のない謎の自信だけ。笑
できると思えばできる、
できないと思えばできない。
これはゆるぎない、絶対的な法則である。
ーパブロ・ピカソ(画家)
ピカソええこと言ってる。
孤独に対して強くなれる
世界一周中、これ以上ないほどの孤独を体験した。
孤独すぎて一人で泣いたこともあった。
孤独が嫌すぎてずっと誰かに電話してた。
でも、今考えればめっちゃええ経験。
今だったら堂々と大学の学食で一人でご飯を食べられる。笑
最後に
"旅"というのを考えるきっかけになる本だと思います。
これから旅をする人、今旅してる人、旅が終わってこれからどうしようか悩んでる人。 そんな人にはとてもおすすめの本などで旅のお供にぜひ!